2ntブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 | page top↑
欲を制限される~食欲~
女御主人様と仕事帰りに落ち合い、自宅に戻る帰り道。
時刻は既に午前0時をすぎています。
女御主人様は既にご友人とイタリアンを食べられていたようでした。
仕事が忙しくお昼から何も食べていなかった僕はご飯の話になって空腹感が沸き起こってきました。

「お弁当にします。」
普段から帰りが遅いので、帰路にあるお弁当屋さんはよくお世話になっています。
家に着くなり僕は買ってきたお弁当をレンジに入れて温めました。
やっとご飯にありつけ、蓋を開けたその時です。

『誰が、食べていいと言ったの?』と女御主人様から一言。

やっと食べれるはずだった遅い夕飯…女御主人様の急な一言に言葉が出ません。
後ろ髪を引かれながら、諦めた僕はプラスチックの蓋をゆっくり閉じてうつむきました。

『お酒』…女御主人様からご命令です。すぐにご準備をしなければいけません。

気持ちを切り替え、キッチンで支度をします。部屋に戻ると女御主人様はベッドに寛いで、テレビをご覧になっていらっしゃいました。
僕はワインを開け、ゆっくりグラスにお注ぎいたします。ご準備したおつまみはお皿を両手で高く捧げ持ち、床で正座待機です。

お腹が減っている時の人間は素直です。空腹感から、つい目の前にあるおつまみに目がいきます。
お皿を捧げ持っているので手は使えませんし、この状況で勝手につまむことなど許されないでしょう。
ワインをお飲みになっている女御主人様が時折つままれる乾き物を羨ましく眺めていました。


テレビの声が聞こえてきて、ゆっくりした時が過ぎていきます。



女御主人様の食後の晩酌にうらやましい気持ち、ひどいと感じる気持ちが入り混じります。
お皿を持つ腕も少しづつ辛くなってきて震えてきました。

しばらく経った後、女御主人様は、僕が捧げ持っていたお皿を取り上げられました。
腕の疲れと空腹感から開放されると思い少しホッとしました。

しかし次の瞬間、女御主人様からいただいたのは、、。マッサージのご用命でした。
追い打ちをかけられた気持ちがしましたが、「やっとご飯、、」と淡い期待を思った自分がばかでした。
僕は蓋の閉じたお弁当を横目にマッサージを始めました。

マッサージ中もおつまみを噛む音に敏感になり、反応してしまって惨めになります。

イタリアンを食べてお酒を飲み、ベッドに寛いでマッサージを受けられる女御主人様。
終日仕事で忙しく、お昼から食べる時間がなかった僕、。
何故食べさせてもらえないんだろう、。お弁当冷めちゃったなあ、。…様々な気持ちがよぎります。

『そんなのだといつまでたっても食べられないよ。』

女御主人様からの一言に僕は緊張しました。注意が散漫していたのかもしれません。
機嫌を悪くすれば僕はこのままご飯抜きになってしまう、それだけは避けたいと感じました。
僕は気を取り直し、媚びるように丁寧にマッサージを続けました。



[2012/03/14 01:29] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(6) | page top↑
反抗した奴隷がどんな目に遭うか
普段、女御主人様と一緒にいると様々な出来事があります。
奴隷としての自分と、イチ人間として男としての自分。

葛藤し、後者が勝る瞬間、反抗という態度をとってしまいます。

いくらなんでもこれは我慢できない(> <)
反抗してしまうその瞬間は、そんな心境の時です。
そして、無駄な抵抗だと思いながらも遠回しに文句を言ってしまいます。
(まあ普通の付き合いならそこで喧嘩ですよね。)

女御主人様からしてみれば犬が吠えているといったところでしょうか。
まずとりあってもらえません。
そして僕は、怒られている事実、奴隷の立場に気づきます。
それは時間の経過と共に不安感に変わり、それからはもう謝ることしかできない
状態となるのです。

だけど、謝ってもプライドが残っていると響かないし許してももらえない。
その上無視された時などはもう心が折れてしまいます。

見えない鎖に繋がれていることを自覚し、後悔することになります。
お仕置きに対して、感謝の気持ちを持てる精神状態になります。

・女御主人様が法律です。

・奴隷の意思は関係がありません。

・白と言われたら黒いものでも白です。

何度も反芻することで楽になります。
受け入れざるを得ないですし受け入れた方が楽です。

お仕置きは後日実施されることが多いですが、当日は受刑者のように
うなだれ、過ちを後悔し、お仕置きの場について行くことになります。

こう書くとめちゃくちゃな付き合い方なのかもしれませんが
結局は心情を最も理解いただいているのは女御主人様です。
一般的にどうとか、きっとそれは女御主人様も重々承知の上のはずです。
パートナーを信頼しているから受け入れられる部分もあります。

とにかく反抗するということは、何倍もの痛みとなって自分に返ってきます。
反抗は絶対にしないように心がけたいです。。
[2012/03/07 13:47] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(4) | page top↑
yes mistress(2)
女御主人様と一緒の時は、昼夜問わず呼びつけを頂きます。
それは、お茶出しであったり、携帯電話をとってくる事だったり、マッサージだったり。。様々な雑用です。

そんな時、すぐに口にしないといけない言葉が「はい!」という返事です。

返事はYESしかありません。
返事をする以外の選択肢はありません。(そして手を止めすぐ行動!)

ところが僕は、しばしば返事ができないことがあります。
当然、女御主人様のお怒りを買ってしまいます。

僕の場合は、ふと何気ない御指示の場合や少し辛い時、理不尽な御指示だった場合に返事が遅れたり、抜けてしまう事が多い気がしています。
(怒らないでください。)


奴隷の返事は以下の3つが一般的です。
1.)はい、御主人様。
2.)ありがとうございます、御主人様。
3.)申し訳ございません、御主人様。

しいていうならば
4.)お許しください、御主人様。もあるかもしれません。


「女御主人様=mistress」という返事の後に付け足す言葉。
海外では一般的ですよね。(言葉の流れも英語の方がなんか端的)

あえて口に出す事で返事に対する意識ができるのではないか。
返事を無意識から意識的に行なうことにつながるのではないかなあと考えています。

外ではもちろんできませんが、普段からそういった意識を持ちながら日々反省していきたいと思います。


御主人様(妻)からいびられています。家事の出来の悪い場合、罰はケインと貞操帯の期間延長が言い渡されるようです。
[2012/03/04 11:12] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(3) | page top↑
yes mistress
Ayesha_7_convert_20120303140901.jpg

奴隷の「オールイエスの姿勢」という言葉に、触発されました。

英語を使う奴隷は、返事をする時に
「yes mistress」と言います。
日本語にするなら
「はい、ご主人様」といったところでしょうね。
どんな酷いことを言われても、「yes mistress」

私は、返事、というのがとても大事だと思います。
キチンと返事ができないと、可愛くないですね。
「ちょっと」や「お前」と呼んだ時にすぐに、反射のように「はい」と返って来なければなりません。
この時の呼び方って、恐らく独特で「呼びつける」という表現がニュアンスを表すでしょう。

それから、言い聞かせたり、命令してる時にも返事は大事です。
「お前は私のものだから、何をされてもいいんだよね。」
「はい」
といった具合に。
問いかける→返事、言い聞かせる→返事
と繰り返してると、刷り込まれていくようにも思います。

ところが、先日の記事のようにヘマをして怒られた時にはパニックに陥っていますので、返事が出てきません。
切羽詰まってる時は頭が働かないですから。
しかし、返事をしなくては怒られる
というのだけは頭に残っていますから、とんでもないところで返事をしたり、変な答えを返して墓穴を掘るなんてこともよくあることですね。
支配者は、その辺りをうまくコントロールして、いくらでも罰を与える機会が作れます。

極端なことを言ってしまえば、守れないルールを作ってしまえばいいだけなのです。
そういった理不尽な場面でも、従属者は「はい」と答えなくてはなりません。

ただ気をつけなくてはならないのは、共通の知人の前など、関係を繕わなくてはならない場面でも
刷り込まれていますから
「はい」
と反射的に答えてしまうところね(笑)
[2012/03/02 18:00] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(2) | page top↑
体で覚える
ある日の玄関先。

「ちょっと、待ちなさい」

一瞬、僕は何のことかわからず、戸惑いました。

「前に、靴は揃えておきなさいと言わなかった?」

ふと、目の前の倒れたヒールが目に飛び込んできます。
以前指摘されたことがあったにも関わらず、軽口を叩きながら帰ってきた際に揃えるのを忘れてしまったのです。

僕は、その時の気の緩みを後悔しました。
また、気づくのが遅すぎた事にも。

女御主人様の静かな口調に、僕は混乱して俯き言葉が出ません。。

二度三度、、頬を叩かれます。

「以後、お脱ぎの靴は必ず揃えます!」と僕は、震える口で誓いました。
それは、今後ご一緒する上での義務が明確に一つ追加された瞬間でした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


SMの関係においては、第三者がからみると、何もそこまで。。。
というようなルールがあります。
そんな規律やルールは、自主性に任される状態よりも、義務化され、明確化される方が当然辛いものです。
学校でいう校則のようなものですよね。

僕は、罰が怖いので、なるべくなら受けたくないと思います。
(Mとしては矛盾しますが。。)

だけど、本当に怖いのです。

そのためには、オールイエスの姿勢。
言う事を聞く方が奴隷にとっては「楽」なのです。
[2012/03/01 00:49] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(2) | page top↑
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>