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躾はその場で
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私は玄関の前に立ち、不機嫌になっていた。
そこに、先程脱がせたハイヒールが転がっていたからだ。
奴隷は私の前に回って跪き、ヒールを私に履かせようとした。
この時点で何も気付かない鈍感さに、更に腹が立つ。

手に取る前に声をかけた。

「ちょっと、待ちなさい」

この子は、私の強い口調に怯えるようになっている。

「前に、靴は揃えておきなさいと言わなかった?」

奴隷は身を竦めて、視線を逸らし
「ごめんなさい」
と言った。

私は顎に手をかけ上を向かせ、頬に手を振り上げ、数回打った。


―――――――――――――


やっているとよくわかるのですが、躾をする際に体罰というのはとても有効なようです。
犬の躾は、悪さをしたら後に回さず、その場で叱るべきだと言いますが、人でも変わりません。
一度見逃してしまうと、また繰り返すので面倒がらずに、その場その場で叱っていかなくてはならない。

だけど、人前では流石に手は振り上げられませんから
例えばテーブルの下で足を出させて、踵で踏みつけたり、手の甲に爪を立てたりしながら、説きます。

躾としてのお仕置きは、何故お仕置きをされるのか、キチンと理解、納得させた上で行うべきだと思います。
例えば、上記の例だったら「前に靴を揃えろと教えたのに、できなかったから罰を受けるのだ」ということを明確にし、わからせるのが大事です。

お仕置きの最中にも、今何を叱られているのか確認をするのもいいですし
場合によっては、本人に口出させて覚えさせるのも良いと思います。

そうやって繰り返していくと、自分好みのいい子になります。
悪いこと=罰という回路もできるので、察しも良くなります。

奴隷側もご主人様好みに自分が変えられていくのは幸せなのではないでしょうか?

従わせ、強制させることは支配を感じることができますから
必要以上に2人の間でルールを決めると楽しめるかもしれませんね。

支配、被支配関係においては支配者がルールです。
罰は、お互いの立場を明確化させるのに、適しています。
[2012/02/28 13:06] | omunibus | トラックバック:(0) | コメント:(0) | page top↑
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